CBDオイルには、治療法が見つかっていない、あるいは既存の治療法や薬の効果が出にくい疾患をわずらう患者にとって、大きな可能性となります。今回は、子供の病気にCBDオイルが果たした効果をご紹介したいと思います。

CBDオイルが活用される代表的な病気がてんかんです。 CBDオイルによって、てんかんの症状の改善が見られるのです。実際の事例を2ページ続けてご紹介したいと思います。

てんかんを患う少女の例

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最初に紹介するのは、てんかんを患うミリーという少女の例です。ミリーは、ウエスト症候群というてんかんの一種の病を患っていました。生後4ヶ月ごろにすでに、1日に700回以上ものてんかん発作を起こしていました。両親は数々の投薬治療、食事療法を試したものの、改善は見られず、いつ死んでしまってもおかしくない日々が続いたそうです。

主治医に治療法が残されていないことを伝えられた両親は、代替医療法を試すためにコロラド州へ移住しました。そこではCBDオイルを合法的に使用できました。ミリーにCBDオイルを投与したところ、3ヶ月後には、1日のてんかんの回数が投与前の3割以下になりました。ミリーの症状は全快にはまだ時間が掛かるものの、希望を見出すには充分な成果を得ることができました。

まだまだ研究段階のCBD

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このように、てんかんの子供にCBDオイルは効果を発揮しました。しかし、どんどん使おう、という状況ではまだありません。CBDオイルの安全性はさまざまな研究で明らかになっていますが、CBDは麻由来の成分であり、カンナビジオール以外のカンナビノイドも含んでいます。例えば、精神状態をハイにするTHCは、脳機能や精神に深刻な影響が与えられると考えられています。そのため、日本でも麻薬取締法で厳しく規制されていますね。CBDオイルには、THC成分も微量ながら含まれています。このTHCが、特に成長期にある子供の脳に悪影響があるのではないか、と不安視するグループがいるのです。

CBDオイルは、重度のてんかん患者に効果的な治療法と考えられています。しかし、CBDオイルの使用が違法であるエリアも多く、また合法であっても、非常に高額だったり、良質なCBDオイルの入手が難しいという状況があります。

CBDオイルの安全性について、科学的根拠の不足も現状の理由です。検証が不足しているため、効果と副作用の検証、最適な摂取の仕方の基準も決まっておらず、法整備も進んでいません。さらなる研究が必要とされています。

実例として、CBDオイルによりてんかんの症状が改善した子供たちは大勢います。危険な可能性があるからすべて排除する、ではなく、慎重に観察しながら、安全に使える道を模索するのが、患者にとっても嬉しいことですね。