日本では、医療目的でも使うことができない大麻。しかし、世界ではすでに多くの患者の命を救ったり、治療を助けたりしています。CBDオイルは、難病に苦しむ子供たちを救っています。他のページでも紹介したとおり、CBDオイルはてんかん発作への効果が有名ですが、「小児がん」にも効果があるのです。

小児がんとは

小児がんは、子供がかかるさまざまながんの総称です。主に、白血病、脳腫瘍、神経芽腫、リンパ腫、ウィルムス腫瘍があります。血液のがんである白血病やリンパ腫は大人でもかかる病気ですが、他はまれです。また、胃がんや肺がんなどは子供にはみられないそうです。

小児がんの原因は、胎児期の体の神経や腎臓、肝臓、網膜などになるはずだった細胞が、胎児の体が出来上がったあとも残ってしまい、異常な細胞に変化して増えていった結果と考えられています。原因は生活習慣と見られるものはほとんどなく、遺伝性のものもあります。小児がんの治療は、大人の場合と同じく、手術治療や抗がん剤、放射線治療などが組み合わされます。小児がんは発見が難しく、ガンの増殖が早いのが特徴です。そのため、以前は不治の病とされていましたが、化学療法や放射線療法の効果が極めて高いことがわかった結果、現在では70〜80%が治るようになってきました。

それでも、化学治療の効果が薄かったり、外科的処置が難しかったりする場所にガンができてしまい、治療が困難となる子供も多くいます。そこで医療用大麻が注目を集めています。

医療用大麻の可能性

医療大麻

ここでひとつ事例をご紹介しましょう。

アメリカ合衆国モンタナ州に住む父親は、小児がんに罹った2歳の息子がいました。余命僅かだと宣告されたあと、父親は医者に隠れて、息子に自作した麻抽出液(カンナビスオイル)を投与しました。視神経を取り囲むステージ4の脳腫瘍を患っていた息子は、強い化学療法を受けたあとで、肺からの出血も見られました。しかし、2週間後には、再び食事を摂ることができるようになり、ベッドに起き上がることもできるようになったのです。
モンタナ州では医療用大麻は合法でしたが、子供が入院していた病院のあるユタ州では非合法のため、医師に相談したら投与を断られる可能性がありました。そのため、父親は極秘に投与を行ったのです。まだ再発の危険性は高いものの、目覚ましい回復を見せているそうです。

このケースは、医学的な検証を行っておらず、どこまで医療用大麻が回復に貢献したのかは不明です。しかし、このような事例が増えることで研究が進むことは、医療用大麻の可能性を広げることになるでしょう。CBDオイルをはじめ、実際に医療への活用によって、多くの子供たちが回復の兆しをみせているのです。