CBDオイルは、海外からの輸入が主流です。なぜなら、日本は大麻取締法があるので、CBDオイルの原料となる産業用麻を自由に栽培・所持することができないからなんです。麻を栽培したい場合は、「大麻栽培免許」を取得する必要があります。この栽培免許があっても、申請と異なる目的で栽培を行うと免許は取り消しとなり、最悪の場合は大麻取締法違反で逮捕されてしまいます。実際。2016年に鳥取県で、製造業者が許可を得たものとは異なる大麻を所持していたため逮捕されました。

純国産のCBDオイルは存在しない

現時点で、日本国内で、CBDオイル製造を目的に大麻栽培許可がおりた例はありません。つまり、国産CBDオイルの原料となるヘンプはすべて輸入品なのです。では国産とはどういうことなのか?国産の根拠としているのは、海外から濃度の高いCBDオイルや、CBD結晶粉末を購入し、日本国内で瓶詰めしている、ということだけなんです。

CBDオイルを扱う人の中には、「国産」であることを謳い文句にしているCBDオイルは避けた方がいいと主張している人もいるほどです。もちろん国産とつくすべての製品が、必ず粗悪品、詐欺商品だということは言えませんが、海外メーカーが製造し、正規代理店が日本に輸入した商品が最も安全だと言えます。

「日本製=安全安心」ではない

日本製と聞くと、「安心・安全」な印象を持ち、日本製を使いたい人が多いと思います。ですが、日本の健康補助食品・サプリメントの品質管理はかなりゆるいという現状があります。別のページ(107. -CBDオイル商品の品質、大丈夫?〜海外の品質管理について〜)で説明したとおり、アメリカでは食品関連製品は、FDA(食品医薬品局)が厳しい品質管理を行っていますが、日本の場合、国の検査は必要としないため、実際の品質は疑わしいケースもあるのです。

国産のものは、「純度の高い原材料」をアピールする場合が多いですが、海外メーカーの製品も純度の高い原材料を利用しています。そもそも、海外製品を輸入して加工しているので、海外製品と比べてという宣伝はおかしなことだと言えます。

また、CBDオイルで効果を左右するのはCBDの濃度なので、「国産」の良いイメージを利用した印象操作をしているとも言うことができるのです。

国産とつくからと、安心とは言い切れません。国産品は輸入品の数倍の値段で売られている場合もあるのです。これまでのページで、安いものの中には粗悪なものも含まれる可能性があることをお話しましたが、同時に、「高いから優れている」とは言えない状況になっています。

大切なのは正しい情報を入手し、宣伝文句に踊らされず、自分に合ったCBDオイルを選ぶことです。